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離乳食初期「生後6ヶ月」スタート2ヶ月目の量と進め方

      2017/04/13

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離乳食を生後5ヶ月からスタートしたお子さんは、ここから離乳食2ヶ月目に入りますね。しかし、中には、生後6ヶ月目から離乳食に興味を持ち始めたり、離乳食のサインが見られるようになった赤ちゃんもいると思います。

その場合は、生後6ヶ月であっても、離乳食1ヶ月目である、離乳食初期「生後5ヶ月」スタート1ヶ月目の量と進め方から参考にして進めてみてください。

離乳食を開始した1ヶ月目はお米や芋類、野菜などを中心に与えていたと思いますが、それらを順調に食べ進めて行くことが出来ているなら、次はお豆腐や白身魚などの食材も追加していくと良いです。

この記事では、離乳食開始2ヶ月目の赤ちゃんについての情報をまとめていますので参考にしてみてくださいね。

 

 

※タイトルには生後6ヶ月と書いていますが、「離乳食開始2ヶ月目」を迎える赤ちゃんの場合です。

 

離乳食2ヶ月目(生後6ヶ月)の食事回数は「1日2回食」

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離乳食を開始して1ヶ月が経ち、食べられる量が安定してきたら1日2回食に進めてみましょう。

母乳やミルクは引き続き、赤ちゃんが欲しがるだけ与えましょう。

ただし、まだ、飲み込みが上手くいかないような場合は、1日1回の離乳食を続け、しっかりと食べ物を飲み込めるようにしましょう。

 

 

離乳食2ヶ月目(生後6ヶ月)の量と増やし方

 

2ヶ月目(生後6ヶ月)の1食あたりの目安量

穀類(10倍粥) 小さじ1杯~大さじ2杯
野菜・果物 小さじ1杯~大さじ1杯
白身魚または豆腐 小さじ1杯~大さじ1杯

離乳食2ヶ月目の品数は、3品です。

「10粥」+「野菜 or 果物」+「白身、豆腐」の合計3品を与えます。

 

与える量は、始めは小さじ1杯からで、目安量まで徐々に増やしていきます。食べる量には個人差がありますので、赤ちゃんの食べる量を調整しながら与えて下さい。

食べが悪い場合は、2品にしても問題ありません。赤ちゃんが無理なく食べ進められるペースを尊重してあげて下さい。もし、ほとんど食事ができないような場合は、病気が原因である可能性もあるため、早めにかかりつけの医師に相談をして下さい。

 

2回食目の食事量について

18時の2回目の食事は、最初1回目の量の1/2くらいの量を与えてるようにして下さい。いきなり、1回食から2回食に変わると、食べる量が2倍になってしまいます。

そうすると、2回食に慣れていない赤ちゃんへの負担が多くなってしまいます。2回食にすこしずつ慣れさせるためにも、2回目の食事は、最初は1/2くらいの量でスタートして、徐々に増やして行って下さい。

初めての食材は、今までと同じように、小さじ1杯から始めます。

 

 

 

2ヶ月目の「10倍粥の形状」

離乳食1ヶ月目のお粥は、米1に対して、水10の割合で炊いた10倍粥です。最初は、10倍粥をすり鉢ですりつぶしてなめらかなペースト状にして与えますが、2ヶ月目に入り、食べがよくなってきたら、10倍粥の米の形状をすこし粗くしていきます。

今まで、完全にすり潰していたものを、とろとろの中にすこし粒が入っているような状態にすり潰します。慣れてきたら、すこしずつ食感を与えていきます。

粒を大きくして、食べにくそうであれば、食べやすい形状に調整してあげましょう。すこしずつ慣れさせていくのがポイントです。

 

 

 

離乳食2ヶ月目(生後6ヶ月)の離乳食の時間

2ヶ月目から「2回食」になりますが、離乳食を与える時間の目安は、

1回食目:10時頃

2回食目:18時頃

時間はあくまで目安ですが、2回食目の離乳食を与える時間が遅くなり過ぎないように気を付けましょう。

 

 

 

母乳ミルクと離乳食 1日のスケジュール例

授乳と、離乳食を与えるスケジュールの例を紹介したいと思います。ここでの時間は、あくまで目安ですので、ママさんそれぞれの授乳時間に照らし合わせながら、参考にしてみてください。

1回食時 スケジュール例

時間 6時 10時 14時 18時 22時
ミルク ミルク+離乳食 ミルク ミルク ミルク

1食目は、なるべく午前中の授乳時間に与えます。ミルクは、離乳食が食べ終わった後に、好きなだけ与えましょう。

 

2回食時 スケジュール例

時間 6時 10時 14時 18時 22時
ミルク ミルク+離乳食 ミルク ミルク+離乳食 ミルク

2食目は、午後の授乳時間に合わせて与えます。授乳時間に合わせていれば、多少の時間のズレは問題ありません。ママさんそれぞれの時間に合わせて時間を決めてあげてください。

ただし、離乳食を与える時間が、あまりに、朝方すぎたり、夜遅くなりすぎるのはよくありませんので、注意して下さい。

 

母乳・ミルクと離乳食の栄養の割合

母乳・ミルク: 80%~90%

離乳食:    10%~20%

この頃は、母乳やミルクをきちんと飲んでいれば、栄養不足の心配はありません。離乳食から栄養を摂取しようと考える必要はありませんので、無理に離乳食を与える必要はありません。

この時期は、離乳食を食べて、しっかりと栄養をつけるというよりは、離乳食を楽しんで食べられるようになることが大切です。食事中は赤ちゃんへ話しかけたりして、赤ちゃんが楽しんで食べられるようになるような環境作りをしてあげましょう。

 

 

生後6ヶ月「離乳食の固さ」の目安はヨーグルト

離乳食を始めた時は、トロトロの状態の離乳食から始めましたが、赤ちゃんが固さに慣れてスムーズに食べられるようになって来たら、少しずつ水分量を減らしていきます。

この時期はヨーグルトのような固さを意識して与えると良いです。

 

 


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2ヶ月目から取り入れたい「たんぱく質」と「調理方法」

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お米や野菜、芋類を順調に食べ進めることが出来ているなら、そろそろたんぱく質に分類される食事を取り入れていきましょう。取り入れやすい食材としては、豆腐や鯛、タラなどの白身魚などが挙げられますが、他にも以下のような食材を与えてみましょう。

・豆腐

・麩

・かれい

・たい

・ひらめ

・たら

・しらす干し

 

 

豆腐の調理方法

大人は生でも食べることが出来ますが、赤ちゃんに与える場合は必ず加熱したものを与えましょう豆腐は木綿豆腐よりも絹豆腐を使用する方が、より滑らかで赤ちゃんも食べやすいです。

豆腐についての調理の方法や保存方法、レシピなどは、「離乳食初期「豆腐はいつから?」量とレシピと冷凍保存の方法を紹介」で詳しくお伝えをしていますので興味がある人はご覧ください。

 

麩の調理方法

麩は乾燥のまますりおろして粉状にしてから使用すると、楽に調理が出来ます。

 

白身魚の調理方法

白身魚も必ず加熱して与えます。大人用に購入したお刺身を1~2切れ、取り分けて使用すると手軽です。加熱することでパサつくため、赤ちゃんにとっては食べにくいので煮汁等で水分を増やして与えましょう。

 

しらす干しの調理方法

しらす干しはそのままでは塩分がとても高いため、調理前に一度熱湯をかけて塩抜きをしてから使用しましょう。加熱後は裏ごしをして与えます。しらす干しはうまみ成分が強いので、だしとして使用するのもおすすめです。

 

 

 

 

 

離乳食2ヶ月目(生後6ヶ月)で使える食材

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6ヶ月では以下の食材が使えますので、まだの方は離乳食に取り入れてみてください。初めての食材は小さじ1杯からということを忘れずに与えましょう。

 

 

穀類(炭水化物)

・じゃがいも

・さつまいも

・食パン(耳は取り除く)

・そうめん

・うどん

麺類は塩分が含まれているため、茹でた後は水洗いをして塩分を抑えましょう。食べる時は細かく刻んで与えます。

また、パンは、2ヶ月目からも食べられますが、パンには、アレルギーの主な原因となる卵や牛乳が入っているため、気になる人は避けておいてもよいでしょう。

卵や牛乳アレルギーが心配な人は、離乳食初期は避けて、離乳食中期くらいから、食べさせてもよいでしょう。

 

野菜(ビタミン)

・小松菜、ほうれん草(葉先のみ)

・大根

・かぼちゃ

・かぶ

・トマト

・にんじん

・ブロッコリー

・キャベツ

・白菜

野菜は、アレルギー反応が少ない、人参、かぼちゃ、大根、白菜、ほうれん草などがおすすめです。また、野菜は全て加熱して与えましょう。加熱後は裏ごしをしたり、すり鉢ですり潰して与えましょう。

トマトの皮は湯剥きし、種は取り除いて与えます。

 

 

果物(ビタミン)

・りんご

・みかん

・いちご

・バナナ

・桃

赤ちゃんの消化機能はまだ未熟なため、果物は電子レンジで加熱して与えましょう。いずれも裏ごしやすり潰しなどで食べやすくして与えます。バナナには糖分が多く含まれているので、与え過ぎに注意しましょう。

トロピカルフルーツ以外の果物は、5~6ヶ月ごろから与えることが出来ます。

 

 

豆腐、魚(たんぱく質)

・豆腐

・麩

・たい

・ひらめ

・かれい

・たら

・しらす干し

2ヶ月目(6ヶ月)の離乳食で食べられるタンパク質は、白身魚や豆腐などがおすすめです。プレーンヨーグルトやチーズなどもタンパク質ですが、赤ちゃんへの牛乳や乳製品は胃腸に負担がかかり、牛乳アレルギーや下痢、貧血の原因になることもあるため、この時期に無理に与えず中期からスタートしてもよいでしょう。

 

 

 

離乳食初期の味付け

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離乳食を始めて1ヶ月が経ちましたが、まだ調味料は使用せず食材本来の甘みや香りを赤ちゃんに感じさせてあげましょう。

この時期は、まだ赤ちゃんの消化器官が未熟なため、負担を与える砂糖や塩、油脂などの調味料は使いません。赤ちゃんはもともと、甘味が好きですが、かぼちゃや米などの食材が持つ甘みで十分です。

 

 

生後6ヶ月 離乳食をなかなか食べてくれない時の対処法

葉物野菜は赤ちゃんにとっては、やや苦みを感じて食べにくい場合もあったりと、食材によっては赤ちゃんも食べてくれないことがありますね。

そんな時は、昆布やかつお節でだしをとって煮込んだり、玉ねぎやじゃが芋、人参などを煮込んで野菜スープを作って味付けに使用したりと、工夫をしてみましょう。また、赤ちゃんの好きな甘みの強い野菜、かぼちゃやさつま芋などと混ぜるのも良いです。

 

赤ちゃんが嫌がる時は無理やり続けず、与えるのを止めましょう。少し日にちをあけてから再び与えてみると、すんなりと食べてくれることもあります。この時期に「食事は楽しくない」という気持ちを与えないように注意しましょう。

 

2ヶ月目(生後6ヶ月)この時期だからこそ・・・

まだ味付けをしないこの時期だからこそ、様々な食材を赤ちゃんに与えましょう。徐々に味付けを始めると、その味に慣れてきてしまい味が付いていないと食べてくれない場合も出てきます。食材そのものの味を感じられる今の時期を大切にし、色々な物を食べさせてあげてくださいね。

 

 

 

2ヶ月目(生後6ヶ月)の離乳食「食事中は下唇を刺激する」

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離乳食の初期段階では口元にスプーンを運んでも、「あ~ん」と口を開けてくれることは ほとんどありません。そのため、離乳食を食べてくれないと悩むママさんも多いです。

 

離乳食を与える際は、スプーンを下唇に当てて刺激し、赤ちゃんが唇で離乳食を挟み取れるようにしてあげましょう。赤ちゃんが唇で食材を挟んだら、ゆっくりとスプーンを抜いてあげましょう。口が開いたからといって、スプーンごと口の奥に入れ込むことは絶対にしてはいけません。

 

 

2ヶ月目(生後6ヶ月)の「Q&A」

Q:離乳食を少量作るのは、正直大変、、。ベビーフードを利用してもよいの?

A:ベビーフードも上手に取り入れましょう。

離乳食初期の赤ちゃんが食べる量はほんのわずか1口です。そのわずかな量を毎回作るのは大変です。ベビーフードは上手に使えば多彩な献立でき便利なアイテムです。日ごろ忙しくて時間が限られるようなママさんは、ぜひ、ベビーフードも活用しましょう。

ただし、ベビーフードを使う時も、1回に使う量は守ってください。また、赤ちゃんの口に入るものですから、使用期限は必ず守って与えるようにしましょう。

 

Q:うまくペースト状に作れません

A:つぶしやすい食材を選んで、かたまりをなくしましょう

うまくペーストにならないのは、食材に問題がある場合あります。すりつぶす料理は、かぼちゃ、米、いも類なのどの柔らかい食材を選ぶとよいでしょう。

食材を柔らかく茹でてすりつぶします。繊維が多いものは茹でた後に、裏ごしをするとなめらかな状態になります。

 

Q:新しい食材を食べさせるときは、1つの味になれてからがいいの?

A:赤ちゃんのペースにあわせてあげましょう

おかゆなどの炭水化物や、野菜などは、1さじ与えて問題なければ、次の日に別の食材を与えても問題ありません。赤ちゃんが好きな食べ物があれば、量を増やして同じ食材を与えてもよいです。

なるべく、色々な食材を口にした方がよいかとは思いますが、嫌いな食材、好きな食材もあると思いますので、あかちゃんが好きなものも食べられるようなバランスで、新しい食材もすこしずつ与えていきましょう。

 

 

まとめ

離乳食を1ヶ月進めてみて、少しずつ食材の種類が増えましたか?

最初は嫌がってしまった食材も、数か月後に与えてみると不思議と食べてくれたりします。我が家の息子くんも、初めはりんごやバナナといった果物を一切食べてくれませんでしたが、数週間あけて与えてみるとすんなりと食べてくれました(*^-^*)

一度与えて食べてくれなかったから「嫌いな物」なんだと決めずに、少しあけてから再度食べさせてみてください。不思議と食べてくれることがありますよ☆

 

我が家は離乳食の量がなかなか増えず、完食してくれることの方が珍しかったですが(^_^;)・・・食べてくれる量は徐々に増えます!

最初が大変だと、食べてくれるようになると喜びも大きく、次は何を作ってあげようかな~?と楽しくなります!(^^)!なかなか食べてくれない子は、慎重な性格の子なんだなとプラス思考で捉え、ストレスにならないように進めていきましょうね♡

 

 

こんな様子が見られたら、次のステップへ

今、離乳食2ヶ月目を迎えている赤ちゃんは、口を閉じて食べ物をゴックンと飲み込めるようになりましたか?

また、

・穀類(米、パン、麺)

・野菜 果物類

・たんぱく質類(豆腐、白身魚、しらす)

以上3つの種類のものを与えてみて、それぞれのものが何種類かずつ食べられるようになっていますか?

10倍粥のような、なめらかにすりつぶした状態から、フワフワ、ベタベタしたジャム状のものが食べられるようになったら、そろそろ次のステップへ進みましょう。

7・8ヶ月目頃のメニューと、今まで食べていたメニューを一緒にあげていくと、スムーズに進められます。