*

離乳食初期「小松菜はいつから?」量とレシピ冷凍保存方法を紹介

      2017/04/20

比較的安価で手に入りやすい「小松菜」は、ぜひ離乳食に使いたい野菜の1つですね。栄養も豊富ですが、苦みがあるので赤ちゃんには食べにくいものです。ここではそんな小松菜の簡単離乳食レシピを時期別にご紹介し、さらに秘められた効能や冷凍保存の方法なども詳しくご紹介します。

 

離乳食で小松菜はいつから(何ヶ月)食べられるの?

小松菜は離乳食初期の生後5~6ヶ月から取り入れることが出来ます。ですが、まずは10倍粥を順調に食べ進めることが出来ている赤ちゃんに限られます。

 

赤ちゃんは消化機能がまだまだ未熟です。そのため、小松菜を離乳食に使用する際は、必ず水でよく洗ってから加熱したものを食べさせてあげるようにしましょう。

 

 

 

 

離乳食 小松菜の効能(栄養素と栄養価)

最近では免疫力のアップに効果が期待されている小松菜ですが、どのような効能が秘められているのでしょうか?小松菜の効能を詳しくご紹介します。

 

小松菜の効能

風邪を予防してくれる

小松菜にはビタミンCが豊富に含まれているため、小松菜を食べることで抵抗力アップに繋がります。

 

ストレスが減少する

小松菜に含まれているビタミンCは、ストレスの軽減効果も期待が出来ます。育児ではつい、ストレスが溜まることもあるのでママも一緒に食べてストレスを減少させましょう。

 

視力低下の予防になる

小松菜にはカロチンも豊富に含まれています。このカロチンは、腸から吸収され、体内でビタミンAの効力を発揮します。ビタミンAは、視力を正常にし、角膜の乾燥も防いでくれるので視力低下が気になる方にもおすすめです。

 

貧血予防効果が期待できる

小松菜には鉄分も多く含まれています。離乳食後期以降は母乳やミルクからの栄養よりも、離乳食から摂取する栄養の方が多くなるため、鉄分不足の問題も出てきます。そのため、鉄分を多く含む食材を上手く取り入れて鉄分不足を解消しましょう。

 

コレステロールを下げてくれる

小松菜は鮮やかな緑色をしていますが、この緑色には葉緑素がふくまれており、葉緑素は善玉コレステロールを増やす効果があるため、余分なコレステロールが体内に沈着するのを防ぎ、動脈硬化の予防にも繋がります。

 

肌荒れを解消してくれる

小松菜に豊富に含まれているプロリンは、アミノ酸の一種でありコラーゲンの主要成分です。そのため、皮膚に潤いをもたらし、肌だけでなく、美髪効果も期待することが出来ます。

 

小松菜のカロリー

小松菜1枚分(10g) 1.4kcal
小松菜100g 14kcal
小松菜1袋 36kcal

野菜の中でも葉野菜はカロリーが低い物が多いです。一方で、根菜類はカロリーが高いものが多いですが、他の食材に比べると野菜はカロリーが低いものが多いです。ちなみに、小松菜は糖質も低い食材です。

小松菜100gあたりの糖質は・・・

0.5g

野菜の中でも糖質の多いかぼちゃは、100gあたり17.2gですので、小松菜は糖質がとても低いことが分かりますね。離乳食の時期から糖質を強く意識する必要はありません。興味のある方は下記の記事でもまとめていますので、参考にしてみてくださいね。

 

小松菜の旬の時期は11月~3月ですので、旬の時期の新鮮な小松菜を赤ちゃんにぜひ食べさせてあげてくださいね。

 

 

 

 

離乳食の小松菜 「切り方」と「食べさせ方」

離乳食初期(生後5ヶ月~6ヶ月)の小松菜切り方と食べさせ方

・すり鉢ですり潰す

または

・裏ごしする

必ず加熱した小松菜を使用し、葉先のみを使いましょう。柔らかく茹でてすり鉢ですり潰すか、裏ごしした小松菜を食べさせてあげましょう。飲み込みにくい場合は、裏ごしの際に茹で汁を加えたり、片栗粉でとろみをつけてから食べさせてあげましょう。

 

ほうれん草を使用する場合は、えぐみを取り除くためにあく抜きが必要ですが、小松菜はほうれん草ほどえぐみの原因となるシュウ酸が含まれていないので、あく抜きは不要です。しかし、離乳食初期の場合はえぐみにまだ慣れていないので、あく抜きをおすすめします。

 

小松菜のあく抜き方法

小松菜を茹でてから水に10~15分程度(離乳食に使う小松菜は少量なので短めでOKです)浸し、その後もう一度水で洗い直すことでえぐみが抑えられます。この方法は、ほうれん草のあく抜き方法と同じですので、活用してくださいね。

 

離乳食中期(生後7ヶ月~8ヶ月)の小松菜の切り方と食べさせ方

・すりおろし、または裏ごし

慣れたら・・・

・2~3mm程度のみじん切りにして食べさせる(上部写真参照)

離乳食中期も加熱した小松菜を食べさせてあげましょう。加熱後はあく抜きを必ずしも行う必要はないですが、より食べやすくするためにあく抜きをしてえぐみを抑えるのも良いでしょう。

赤ちゃんの食べ進み具合によって、裏ごしした状態から徐々に形のある切り方に変えていきましょう。

 

離乳食後期(生後9ヶ月~11ヶ月)の小松菜の切り方と食べさせ方

・2~3mm程度のみじん切りにして食べさせる

慣れたら・・・

・5mm程度のみじん切りにして食べさせる(上部写真参照)

慣れたら少しずつ大きさを大きくしていきましょう。栄養価が高いので、小さいうちから小松菜に慣れさせておくことで、成長してからもきちんと食べられるので、ぜひ離乳食期から小松菜を積極的に取り入れてあげましょう。

 

離乳食完了期(生後12ヶ月~18ヶ月)の小松菜の切り方と食べさせ方

・5mm程度のみじん切りにして食べさせる

慣れたら・・・

・1cm程度のみじん切りにして食べさせる(上部写真参照)

離乳食完了期になると、葉先のみでなく柔らかく茹でた茎もみじん切りにして食べさせると良いでしょう。その際、葉先よりも小さくみじん切りにすることで、あかちゃんも違和感なく呑み込む練習が出来ます。嫌がる場合は無理に葉先以外を食べさせる必要はありません。

 

 

 

時期別 離乳食の小松菜 目安量

離乳食初期(生後5ヶ月~6ヶ月)の小松菜の目安量

離乳食初期の小松菜の目安量

1回食あたり 15g

これは1回食当たりの野菜の目安量ですので、他の野菜と一緒に食べさせたい場合は合計で15gになるように調整してください。離乳食初期には様々な野菜を食べさせてあげたいと思うものですが、1日に食べる初めて食材は1種類にしましょう。野菜類は比較的アレルギー反応が起きにくい食材ではありますが、油断は出来ません。どの子がどの食材でアレルギー反応が起こるかは予測しづらいため、細心の注意が必要です。

 

初日にアレルギー反応が見られなければ、徐々に小さじ2、小さじ3と量を増やして行くと良いでしょう。赤ちゃんの消化機能は未熟なため、離乳食初期は特に、1食当たりの目安量を超えないように気をつけてあげましょう。

 

離乳食中期(生後7ヶ月~8ヶ月)の小松菜の目安量

離乳食中期の小松菜の目安量

1回食あたり 20~30g

これは1回食当たりの野菜の目安量ですので、他の野菜と一緒に食べさせたい場合は合計で20~30gになるように調整してください。

 

離乳食後期(生後9ヶ月~11ヶ月)の小松菜の目安量

離乳食後期の小松菜の目安量

1回食あたり 30~40g

これは1回食当たりの野菜の目安量ですので、他の野菜と一緒に食べさせたい場合は合計で30~40gになるように調整してください。

 

離乳食後期になり、1日の離乳食の回数が3回に増えると、栄養バランスも意識しなければなりません。鉄分が不足しがちな離乳初期後期には、鉄分を含む小松菜はあかちゃんの体にも嬉しい食材です。他の食材との割合を考えながら、1日の食事がバランスの良い食事になるように心がけてあげましょう。

 

離乳食完了(生後12ヶ月~18ヶ月)の小松菜の目安量

離乳食完了期の小松菜の目安量

1回食あたり 40~50g

これは1回食当たりの野菜の目安量ですので、他の野菜と一緒に食べさせたい場合は合計で40~50gになるように調整してください。

 

食べ物の好き嫌いが出てきてえぐみ、苦みのある野菜を嫌って食べなくなる子も出てきます。甘みのある食材を上手く使って、栄養が偏らないように工夫をしてあげましょう。

 

 

 

離乳食の小松菜 「加熱調理」の方法

小松菜の加熱方法は複数あるので、それらの方法をご紹介しますので、取り入れやすい方法で調理をしてくださいね。

 

離乳食の「小松菜」を電子レンジで調理する場合

手順

1.小松菜の葉先を切り分け、冷水でよく洗っておく。

2.水分を軽く切って、ふんわりとラップで包む。

3.600Wの電子レンジで20秒(1枚あたり)加熱する。

ポイント

・手順2で水分が残るように、軽く切る程度にする。

・手順2でラップはふんわりと包み、空気の逃げ道は作っておく。

 

離乳食の「小松菜」を鍋で調理する場合

手順

1.鍋に水を沸騰させる。

2.小松菜は切らずによく洗う(特に根本は砂が残っているのでよく洗う)。

3.根元から鍋に入れ、ゆっくりと葉先まで入れる。

4.鮮やかな緑色に変わったら、さらに30秒待ってからザルに上げる。

5.冷水に浸して粗熱をとり、再度冷水で洗ったら必要な葉先の量をだけ切る。

★残りや茎は大人用に使って下さいね。

ポイント

・大人用のみの場合は茹でる際に塩を入れますが、赤ちゃん用の場合は塩は入れません。

・手順3で根本から鍋にゆっくりと入れて、先に茎に火を通します。

・手順5で15分程度冷水につけ、再度洗い流すことでえぐみを取り除きます。

 

 

 

離乳食の小松菜 保存方法

小松菜は葉物野菜なので、1~2日程度で葉の元気がなくなり、徐々にしおれていくと言われています。そのため、小松菜は購入した日、または翌日に使うのが良いでしょう。ですが、直ぐには使えない場合もよくあるので、少しでも長く保つ方法をご紹介したいと思います。

 

「新聞紙」を使って小松菜を長く保存する方法

1.新聞紙(1枚分)に霧吹きで水を吹きかけて湿らせます。

2.小松菜の根元を新聞紙で包みます。

3.冷蔵庫の野菜室に立てた状態で小松菜を保存します。

この方法を使うと、約3日間は小松菜を美味しく保存することが出来ます。

新聞紙の代わりに湿らせたキッチンペーパーを使用しても同じ効果が得られます。

 

小松菜を保存する際の注意点

小松菜は乾燥に弱い野菜です。しかし、葉に水分が付いてしまうとその部分が痛むので水分を吹きかけるのは止めましょう。また、小松菜は1度切ってしまうと、切り口から酸化して新鮮さが失われてしまいます。小松菜は料理する直前にカットするように心がけましょう。

 

どうしても2~3日では食べることが出来ない!という場合は、冷凍保存をおすすめします。小松菜の冷凍保存の方法については、下記でご紹介します。

 

 

 

 

離乳食の小松菜 冷凍保存の方法

小松菜は冷凍保存することが可能です。冷凍保存をすれば、忙しい日でも手作りの野菜メニューを食べさせてあげることが出来るので、ぜひ活用して下さいね。

 

離乳食初期の小松菜の冷凍保存の方法

1.茹でてあく抜きした小松菜の葉先を裏ごしする。

3.裏ごしした小松菜に適量のお湯を加えて滑らかに仕上げる。

4.冷凍容器に離乳食初期の目安量(15g)ずつ分けて入れ、冷凍保存する。

あく抜きの方法は、上部の「離乳食 小松菜の切り方と食べさせ方」でご紹介していますのでご覧ください。

裏ごししただけでは食べにくいので、お湯で滑らかにしてから冷凍していますが、育児用ミルクで滑らかにしたものも作っておくと、同じ小松菜でも味に変化をつけることができますよ。

 

離乳食中期の小松菜の冷凍保存の方法

1.茹でてあく抜きした小松菜を2~3mm程度にカットする。

2.カットした小松菜を冷凍容器に離乳食中期の目安量(20~30g)ずつ分けて入れ、冷凍保存する。

 

離乳食後期の小松菜の冷凍保存の方法

1.茹でてあく抜きした小松菜を5mm程度にカットする。

2.カットした小松菜を冷凍容器に離乳食後期の目安量(30~40g)ずつ分けて入れ、冷凍保存する。

 

離乳食完了期の小松菜の冷凍保存の方法

1.茹でてあく抜きした小松菜を1cm程度にカットする。

2.カットした小松菜を冷凍容器に離乳食完了期の目安量(40~50g)ずつ分けて入れ、冷凍保存する。

 

 

 

美味しい、新鮮な小松菜の選び方

小松菜を購入する際、美味しくて新鮮な小松菜を選んで赤ちゃんに食べさせてあげたいものです。ここでは美味しい、新鮮な小松菜の見分け方をご紹介します。購入の際に確認しながら選んでみてくださいね。

 

新鮮な小松菜の葉先

・色が濃い

・葉が厚い

・葉がピンと伸びている

葉脈(葉に見える筋のようなもののこと)が発達し過ぎている小松菜は、固いの避けましょう。

 

新鮮な小松菜の茎、根

・茎が太い

・根が付いている場合、長く伸びているもの

小松菜は冬の野菜であり、11月~3月が旬ですので、その時期に食べさせてあげると良いでしょう。

 

 

 

 

時期別 小松菜の離乳食レシピ

離乳食初期の小松菜レシピ

小松菜と玉ねぎのペースト

材料

・小松菜(葉先)・・・5g

・玉ねぎ・・・10g

1.小鍋にカットした玉ねぎを入れ、浸かる程度の水を入れて煮始める。

2.5分程度経ったら小松菜の葉先を入れ、柔らかくなるまで煮る。

3.小松菜と玉ねぎが柔らかくなったら火を止め、裏ごしする(またはミキサーにかける)。

このレシピは・・・

我が家ではまとめて作ってミキサーにかけ、ペースト状にしたものを冷凍保存して活用していました。コンソメを加えれば大人用のスープにも変身するので、多めに作るのもおすすめです。小松菜よりも玉ねぎが多いと甘みが増します。

 

小松菜とバナナのペースト

材料

・小松菜(葉先)・・・5g

・バナナ・・・10g

1.小松菜は茹でて水にさらし、裏ごししておく。

2.バナナは筋を取って裏ごしする。

3.➀と②を混ぜ合わせる。

このレシピは・・・

バナナの分量が多いですが、小松菜を抵抗なく食べられるお子さんの場合は分量を逆にしても良いです。甘いのでペロッと食べてくれます。離乳食初期は特に新鮮なバナナを使ってあげてくださいね。

 

小松菜とさつま芋のペースト

材料

・小松菜・・・5g

・さつま芋・・・10g

1.小松菜は茹でて水にさらし、裏ごししておく。

2.さつま芋も茹でて裏ごししておく。

3.➀と②を混ぜ合わせ、水分が足りないようであれば煮汁を加えて調整する。

このレシピは・・・

赤ちゃんはさつま芋やかぼちゃなどの甘い野菜は好んで食べるので、苦手意識のある葉野菜を甘みのある野菜で食べやすくしたレシピです。さつま芋の代わりに、かぼちゃを使用しても美味しく仕上がります。

 

 

離乳食中期の小松菜レシピ

小松菜と豆腐の和え物

材料

・小松菜(葉先)・・・10g

・絹豆腐・・・30g

・BFの和風だしの素・・・1袋

・水溶き片栗粉・・・適量

1.小松菜は茹でて水にさらし、粗く刻む(目安は2~3mm)。

2.小鍋にBFの和風だしの素と分量通りの水、豆腐を入れて豆腐はフォークなどで粗めに潰す。

3.②が沸騰したら➀の小松菜を加え、さっと火を通したら水溶き片栗粉でとろみをつける。

このレシピは・・・

安くて調理の簡単なお豆腐と野菜を使った手軽な1品を作りたくて考えました。BFの和風だしを使用しましたが、ご家庭で作った昆布だしや鰹だしを使っても美味しく食べられるメニューです。

 

小松菜ポテト

材料

・小松菜(葉先)・・・1/2枚分

・じゃが芋・・・30g

1.小松菜は茹でて水にさらしておく。

2.じゃが芋は皮を剥いてから水にさらしておき、茹でてフォークなどで粗く潰す。

3.➀の小松菜はみじん切りにする(目安は2~3mm)。

4.②のじゃが芋に小松菜を混ぜ合わせ、お湯を加えて固さを調整する。

このレシピは・・・

ポテトサラダを意識したメニューです。我が家では小松菜が多いと食べてくれなかったので、ごく少量を使用しています。お好みで増減してくださいね。じゃが芋をさつま芋に変えたり、小松菜をほうれん草に変えるなどのアレンジも可能です。

 

小松菜と卵のサラダ

材料

・小松菜・・・20~30g

・卵黄・・・1個分

・BFの和風だし・・・適量

1.卵を固ゆでし、卵黄1/2を取り出して裏ごしし、お湯で伸ばしておく。

2.小松菜は茹でて水にさらし、2~3mm程度のみじん切りにする。

3.➀と②を混ぜ合わせ、BFの和風だしで軽く味をつける。

このレシピは・・・

離乳食中期は卵を少しずつ食べさせることが出来るので、卵を活用したサラダ感覚で食べられるレシピに仕上げました。BFの和風だしは無理に使う必要はありませんし、手作りのだし汁がある場合はそちらを使用することをおすすめします。

 

離乳食後期の小松菜レシピ

小松菜とレバーの柔らか煮

材料

・小松菜(葉先)・・・20g

・レバー・・・10~15g

・BFの野菜スープ・・・1袋

・水溶き片栗粉・・・適量

1.レバーは冷水で何回か水洗いした後、水に浸けておいて血抜きを済ませておく。

2.小松菜は茹でて5mm程度にカットしておく。

3.レバーも茹でてから細かくカットしておく。

4.鍋にお湯を沸騰させ、②と③を加えてBFの野菜スープを1袋加える。

5.水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。

このレシピは・・・

鉄分が不足しがちな離乳食後期に、鉄分を美味しくとってもらう為に考えました。今回は和光堂さんの野菜スープの素を使用しましたが、中華餡かけの素など味を変えても良いと思います。また、手作りの野菜スープであれば尚良いですね!

以下の記事でレバーの下処理についてご紹介しています。

 

小松菜入りパンケーキ

材料

・小麦粉・・・20g

・ベーキングパウダー・・・小さじ半分

・砂糖・・・小さじ1

・牛乳・・・大さじ2

・小松菜(葉先)のペースト・・・20~30g

1.ボウルに小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖を入れて菜箸で混ぜる。

2.➀に牛乳と小松菜ペーストを加えてよく混ぜる。

3.フライパンにサラダ油を熱し、1度濡れ布巾に置いた後、生地を全て流し入れて焼く。

4.両面に焦げ目をつけ、中まで火を通す。

このレシピは・・・

私も離乳食作りで頻繁に作っていたパンケーキのレシピです。アレンジが簡単なので、様々な具材を入れて朝ごはんに食べさせていました。ちなみに、このサイトでも様々なアレンジのパンケーキをご紹介しています。

 

小松菜と麩のミルクスープ

材料

・小松菜・・・20g

・麩・・・2~3個

・牛乳またはフォローアップミルク・・・大さじ2杯

・お水・・・大さじ2杯

1.小松菜は茹でて水にさらし、5mm程度に刻んでおく。

2.麩は水につけて柔らかくし、細かく刻む。

3.小鍋に牛乳とお水、小松菜、麩を入れてひと煮立ちさせる。

このレシピは・・・

牛乳嫌いな息子に、少しでも美味しく飲んでもらおうと考えたメニューです。工程の③で、牛乳は沸騰させ過ぎないように、ひと煮立ちさせたら直ぐ火を止めてください。具をたくさん入れて具だくさんのミルクスープにすると、栄養価も上がりますよ。

 

小松菜ご飯の五平餅風

材料

・軟飯・・・80g

・小松菜(葉先)・・・20~30g

☆味噌・・・大さじ1

☆砂糖・・・大さじ1/2

☆水・・・大さじ1

☆すりごま(白)・・・適量

1.小松菜は茹でて水にさらし、細かく刻んでおく。

2.ご飯に➀を混ぜ込み、俵型に成形する(食べやすい大きさでOK)。

3.耐熱容器に☆の材料を入れ、電子レンジの500Wで40秒加熱し、よく混ぜておく。

4.フライパンにサラダ油を熱し、②を両面焼いて軽く焦げ目をつけておく。

5.➃のご飯にタレを塗る。

このレシピは・・・

以前、離乳食の講習会に参加した際、「にんじんご飯の五平餅風」を教えてもらいましたが、そのレシピを小松菜でアレンジしたものです。赤ちゃんが苦手意識の強い小松菜ですが、甘い味噌が塗ってあるのでパクパクと食べてくれます。刻む大きさを変えることで、離乳食完了期まで長く使えるレシピです。

 

離乳食完了期の小松菜レシピ

具沢山の焼きうどん

材料

・小松菜・・・20g

・人参・・・10g

・玉ねぎ・・・20g

・ひき肉・・・20g

・うどん・・・40g

・BFの和風だしの素・・・小さじ1/2杯

・めんつゆ・・・小さじ1杯

・醤油・・・小さじ1/2杯

1.小松菜、人参、玉ねぎは1cm程度に細かく刻む。

2.フライパンにひき肉を入れて炒め、火が通ったら人参と玉ねぎを入れて炒める。

3.うどんと大さじ1杯の水、和風だしを入れて炒め、麺がほぐれたら小松菜を入れる。

4.小松菜がしんなりしたら、めんつゆと醤油で味をつける。

5.器に盛り、キッチンバサミで食べやすい長さになるよう、麺をカットする。

このレシピは・・・

野菜も多くとれるように、3種類入れています。野菜の種類はお好みで変えてくださいね。目安は合計50gです。お肉もひき肉を使用していますが、鶏肉、豚肉などお好きなお肉を使って作ってあげてくださいね。

 

小松菜と油揚げのお味噌汁

材料(2~3杯分)

・小松菜・・・3枚

・油揚げ・・・短冊切りのものを5~6個

・味噌・・・ティースプーン1/2

・BFの和風だし・・・1/2袋

1.お湯を沸かし、沸騰前に和風だしを入れて軽くかき混ぜる。

2.小松菜と油揚げを入れて火を通す。

3.具材に火が通ったら火を止める。

4.お味噌を溶かし、味を調整する。

このレシピは・・・

お味噌汁を好んで食べるようになった息子に、野菜も食べてもらいたくて考えました。離乳食のお味噌汁は、「薄すぎかな?」と思うくらいで調度良いです。

 

小松菜入りピカタ

材料

・ごはん・・・80g

・桜えび・・・一つまみ

・小松菜(葉先)・・・20g

・溶き卵・・・大さじ2杯

1.小松菜は茹でて水にさらし、1cm程度に刻む。

2.ごはんに➀の小松菜、桜えび、溶き卵を加えてよく混ぜる。

3.サラダ油を入れたフライパンに②の生地を数回に分けて落とし入れ、両面こんがり焼き上げる。

このレシピは・・・

手づかみ食べに最適なメニューです。桜えびの風味と卵の味で、小松菜の味も抑えられるので苦手な子もパクパク食べることが出来ますよ。工程③のフライパンに落とし入れる大きさはお好みで変えてくださいね。

 

 

 

 

まとめ

小松菜は11月から3月が旬の野菜ですので、冬場にぜひ食べさせてあげてくださいね。

 

小松菜やほうれん草は、離乳食での調理の際は葉先のみを使用することが多く、育児本にも書いてありますが、我が家では離乳食完了期には茎の方も食べさせていました。赤ちゃんの食べ進み具合により、固さのあるものを少しずつ増やして行くと良いでしょう。噛む練習になるので、おすすめです。あくまで噛む練習なので、食べられなくて出してしまってもOKです。お子さんのペースで噛む練習も進めてあげてくださいね。