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離乳食はいつから?始め方と「離乳食初日」のあげかたを解説!

      2017/03/19

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生後3ヶ月~5ヶ月くらいになると、

 

「まだ、ミルクだけを飲んでいるけれど、そろそろ離乳食かな?」

「離乳食っていつごろから始めるの?」

「離乳食って何を食べさせるの?」

 

このような疑問が湧いてくると思います。離乳食のタイミングは、時期になったら誰かが教えてくれるというわけではないため、ママが判断して進めて行く必要があります。

そのため、ギリギリになって、慌てないように、早いうちから離乳食を進めるうえで必要な知識と準備を整えておきましょう。

 

ここでは、そんなママさんのために「離乳食」の始め方についてまとめています。

離乳食の具体的な始め方や、始めるサイン、赤ちゃんにあげる離乳食の量や時間など、詳しくまとめていますので、離乳食をスタートさせる際の参考にして下さい。^^)

 

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離乳食はいつから(何ヶ月から)始めるの? タイミングと時期を紹介

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「離乳食」って具体的には何ヶ月になったら始めるものなのでしょうか?

 

私自身、初めての子育てで離乳食のことなど全く知らず・・・ママ友に聞いてみたり、ネットで検索してみたりと、不安な気持ちでスタートさせました(^_^;)

 

ベビーフードが置いてあるお店では、早いもので「5ヶ月~」開始という表記のものがありますね。

 

これらのことからもわかるように、

 

離乳食の一般的なスタートの目安は「5ヶ月頃です

 

ですが、これはあくまでも目安ですので、5ヶ月よりも遅くても問題ありません。ただし、5ヶ月より早いスタートは、消化器官や腎臓の機能がまだ未熟なため避けましょう。その子が食事に興味を持ち始めた頃が、離乳食スタートのサインです。

 

具体的にどういったサインが出たら離乳食をスタートさせたら良いのでしょうか?それには幾つかのポイントがありますので、ご紹介します。

 

離乳食開始のポイント

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親が食事をしている時、赤ちゃんの以下の点に注目してみてください。

1.毎回のように親が物を食べている様子をじーっと見つめてくる

2.上記のようにじーっと見つめている時に、自分の口もモグモグと動かしている

3.手にしたものを口に持っていく

 

この3つの行動は、赤ちゃんが「食事に興味を持ち始めた」証拠です。こうした行動が見られるようになってきたら、そろそろ離乳食スタートの合図です。

なかなかこうした行動が見られない場合でも、遅くても6ヶ月中頃には離乳食をスタートさせるようにしましょう。

 

我が家の場合、息子くんが5ヶ月になる2週間くらい前から、私たちが食事をしている時、お皿から口に運ばれるまでをじーっと目で追い始めたんですが、口をモグモグ動かす様子はなかなか見られませんでした。ですが、5ヶ月に入る直前に、やっとモグモグと口を動かす様子も合わせて見られるようになりました。

 

食事に興味を持ち始める時期は様々です。必ずしも5ヶ月頃から興味を持ち始めるわけではありません。「うちの子は遅いな・・・」と不安に思わずに、その子のペースで進めて行きましょう。

初期の離乳食は親が思うようには食べてくれません。焦った気持ちで始めると食べてくれない事がストレスになってしまう場合もあります。なので、ママもゆっくりと余裕を持って進めて行きましょう。

 

さて、実際に離乳食を始めるにあたって、初日にどんなものをどのくらいあげたら良いのでしょうか?記念すべき初日の離乳食について確認しましょう。

 

 

離乳食で最初(初日)にあげる食べ物は「10倍粥」

いよいよ離乳食開始ですね。市販のベビーフードをあげる方、手作りの離乳食をあげる方、様々だと思います。しかし、一般的に赤ちゃんに最初にあげる離乳食は、10倍粥です。粥とついているので想像しやすいですが、まさにお粥です。

 

↓初めての離乳食 10倍粥

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10倍粥は大人のお粥と違い、水分量が多いお粥です。

また、作った後に茶こしやすり鉢などを使って米粒の形を崩します。どろっとした粘り気のあるお粥なので、赤ちゃんも飲み込みやすいのが特徴です。

離乳食の初期段階は、10倍粥をメインとして少しずつ慣らしていきます。

 

10倍粥の作り方

すでに炊けているご飯を使って、もっともスタンダードな10倍粥の作り方を紹介します。

【使うもの】

  • 小さい鍋
  • 白米 60g
  • 水  350g

【作り方】

➀小さい鍋の中に「白米60g」と「水350cc」を入れて30分弱火で加熱する

②底が焦げ付かないように、かき混ぜながら加熱する

➂30分経ったら火を止めて、蓋をして7〜8分ほど蒸らします

➃粗熱がとれたら、全体を裏ごしして完成

水分が足りないようであれば、白湯を足して調整をして下さい。出来立てを与える際は、火傷に注意して下さい。耳たぶくらいの暖かさが目安です。

10倍粥の作り方には、様々な方法があります。お粥の冷凍方法や、レンジ調理の方法、また、炊飯器を使って大人のご飯と一緒に10倍粥を作る方法もあります。

※10倍粥の色々な作り方については炊飯器で10倍粥を作る方法を紹介☆の記事でまとめていますので、よかったら参考にしてみてください。

 

 

離乳食初日 あげすぎに注意

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ここまで母乳やミルクで育ってきた赤ちゃん。離乳食を開始するということは、これまでとは異なる新しい食物を体内に取り入れるということです。

そのため、初日から沢山の物を与えてしまうと、赤ちゃんの体はビックリして、嘔吐したり、お腹を壊して下痢になってしまうことがあります。

そのため、あげすぎには注意しましょう。少しずつ与えて、母乳やミルク以外の食物に徐々に慣れさせることが重要です。無理や、背伸びしたりせずにゆっくりと進めていきましょう。

赤ちゃんは、個人差が大きいので、自分の子が食べないからと言って焦る必要はありません。赤ちゃんのペースに合わせて進めてあげて下さい。

 

 

離乳食初日に与える10倍粥の「量」

離乳食初日は、「小さじ1杯を1回」だけ与えます。

 

「えっ!たったそれだけ?」と驚きますよね。私自身も小さじ1杯の離乳食を見て、「たったこれだけなの?!」と驚きました。それと当時に、「たった1杯だけなら簡単!」という気持ちもありました。

ですが、たった1杯・・・されど1杯(^_^;)その1杯をあげるだけでも、我が家は大苦戦でした。

スプーンで食べ物を口に入れられることが初めての赤ちゃん。そのため、息子くんも最初は「何だ?!」という表情で、口に入れても全て呑み込めませんでした。

素直に初日から小さじ1杯をペロリと食べてくれる子もいるので、個人差が大きいです。我が家のように初日から上手く行かない場合でも、「仕方ない、また明日チャレンジしようね」という気持ちで焦らず進めてくださいね!(^^)!

 

【関連記事】

離乳食時期別の量の増やし方については、離乳食の増やし方!開始1日目から1歳半までのスゲジュールで詳しく説明をしています。

 

 

 

離乳食初日に10倍粥を与える「時間」

離乳食を与える時間帯は、午前中授乳前です。多くの離乳食本などで目安となっている時間は午前10時頃です。

ここでのポイントは、離乳食を午前中にあげるということです。今までに取り入れたことのない食物を体に入れることで、その食物に対してアレルギー反応が出る子もいます。

そのため、午前中に与えることで万が一、アレルギー反応が出たとしても小児科の診療時間内に受診することが出来ます。

夜に離乳食は与えないようにして下さい。夜は、母乳やミルクを与えてあげましょう。

 

 

離乳食初日 10倍粥の「食べさせ方」

離乳食用のスプーンの先に、少量の食物を乗せて与えます。その際、一気にスプーンを口の中に押し込んではいけません。初日の与え方で不安を覚えてしまうと離乳食が上手く進まない原因にもなりかねません。少量ですが、慎重に進めましょう(*^-^*)

 

  1. 「マンマだよ~」と優しく声掛けをしながら、スプーンで唇をトントンと優しく刺激してあげます。赤ちゃんが自然に口を開いてくれるのを待ちます。
  2. 口の中にスプーンの半分ぐらいを入れてあげ、自分で口を閉じるのを待ちましょう。
  3. 口を閉じたらゆっくりと引き抜きましょう。

スプーンを引き抜いた後は、お粥をゴックンと飲み込めたかどうか確認しましょう。離乳食をあげる際は、ママが優しく声掛けをしたり、ママがお手本となって口を動かして見せるのも効果的です。(^^)!

 

 

離乳食初日 食事中の赤ちゃんの「態勢」

母乳やミルクと違い、横になった状態では赤ちゃんも食べることが出来ません。そのため、赤ちゃんも安心するママの腕の中で食べさせてあげるのが良いでしょう。ママが赤ちゃんを膝に乗せて、赤ちゃんの体はやや倒し気味にして腕で背中を支え、食べさせてあげましょう。

 

 

離乳食後の母乳やミルクは飲みたいだけ与える

離乳食後であっても、ミルクや母乳はこれまでどおり与えて下さい。離乳食を与えたからといってミルクや母乳の量を減らす必要はありません。

離乳食と授乳は別とお考え下さい。赤ちゃんの健やかな成長のために母乳やミルクからしっかりと栄養を与えてあげましょう。

 

 

 

離乳食初日「たべない」「泣く」には理由がある

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離乳食初日「嫌がるので心配、、」最初からモグモグ食べれる子の方が少ない

何度か書きましたが、離乳食を開始しても初日からモグモグと食べる赤ちゃんは珍しいです。小さじ1杯でも、なかなか食べられなかったり、すぐに吐き出してしまう子もいます。

そのため、お粥をすぐに吐き出してしまうといって、心配になる必要は全くありません。

我が家でも離乳食を食べた瞬間、嫌な顔をして出してしまい、全ては食べることが出来ませんでした。ですが、初日から食べる子の方が珍しいという事は知っていたので、手作りしたお粥でしたが、「やっぱりかぁ~」という気持ちで受け止めることが出来、嫌な気分になることはありませんでした(^-^)

2日目は1日目と異なり、小さじ1杯をゴクンと食べてくれたので驚きましたが・・・!一人ひとり違っていて、その子のペースがあるので、焦らなくても良いです♡

 

離乳食初日 慣れない「スプーン」を嫌がる赤ちゃんも多い

食べてくれない理由の1つに、スプーンに慣れないというのもあります。赤ちゃんにとっては、スプーンは未知の物体です。母乳を飲むときとは感覚が違います。そのため、まずは、スプーンで食事をすることに慣れることが重要です。

スプーンを嫌がっているようであれば、スプーンのサイズを小さくしたり、材質を木製やプラスチック製など、別の素材に変えて試してみてもいいでしょう。

スプーンを別のものに変えることで拒否がなくなったという体験談もたくさんあります。

 

離乳食初日「初めて口にする食材」はアレルギー症状に注意する

みなさん、ご存じかとは思いますが、赤ちゃんは初めて、口にする食材にたいして食物アレルギーを発症する恐れがあります。近年の赤ちゃんにおいては、食物アレルギーを持っている比率が高くになっていますので、十分に注意する必要があります。

特に、離乳食初期は、次々と初めての食材を口にする時期なので、個々の食材に対してのアレルギーがないかどうを見極める必要があります。

アレルギーを持っている場合、そのアレルゲン食材の摂取量が多くなればなるほど、アレルギー症状が重たくなる傾向があります。そのため、初めての食材は、少量(小さじ1杯)与えます。

与えた後は、湿疹や腫れなどの症状がないか様子を見てあげましょう。また、アレルギー症状は数時間たってからあらわれる場合もあるため、1日は様子をみてあげるようにしましょう。

 

 

離乳食初日から野菜をあげてもいいの?

離乳食初日から野菜を与えることはおすすめできません。消化器官が十分に成長していない赤ちゃんが野菜をいきなり食べてしまうと、お腹を壊す可能性が高まります。基本的に野菜は、10倍粥を食べられるようになってから与えます。そのため、順調に進めば、離乳食開始8日目あたりから与えるといいでしょう。

 

 

 

 

離乳食初日に役立つ「調理道具」

離乳食を始めるにあたって、これだけ用意しておけば、困ることはない!という離乳食アイテムをあげてみました。どれもはじめての離乳食に役立つ物ばかりですので、参考にしてみてください。

ちなみに、店頭で買うよりもネットで買い揃える方が、断然お得に購入できます。気に入った物があれば、そのまま購入することも可能です。

ピジョン 調理セット

これ1つで、はじめての離乳食に必要な道具が全て揃います。これは、とても便利で、レンジ調理も出来たり、少ない食材をすり潰しやすい、小さめのすり鉢やすり棒が使いやすいです。

それぞれを単体で買うと高いので、セット品で購入するのがおすすめです(^-^

  • [セット内容・付属品] おろしフタ、こし網、保存フタ、おろし板、ジュースしぼり、すり棒、すり鉢、フィーディングスプーン 各1
  • 消毒方法/煮沸:○、レンジ:○、薬液:○ ※こし網は煮沸のみ○ ※すり棒は全て×
  • ※電子レンジ使用、冷凍保存可です(こし網、すり棒は除きます)。
  • [素材] 本体/ポリプロピレン、こし網/ステンレス、すり棒/天然木
  • [製造国] すり棒/日本製、その他/台湾製

 

 

 

リッチェル Richell 調理用品 わけわけフリージング ブロックトレー15 1ブロック容量15ml 12ブロック 2枚入り

10倍粥を作ったら、小分けして冷凍しておくと、とっても便利。そんなときに、重宝するのが、このトレーです。普通の製氷機と違って蓋がついていて衛生的です。複数買って重ねて使うと場所も取らないので便利です(^-^

  • 離乳食をまとめて冷凍し作り置き。容器と蓋が分かれていて入れやすく、食品は1コずつ取り出せます。
  • 【材質】本体・フタ:ポリプロピレン
  • 【対象年齢】離乳食初期(5・6ヵ月)~
  • 【機能】耐熱温度:120℃,耐冷温度:-20℃,電子レンジ・食洗機可

 

 

ベビービョルン 【日本正規品保証付】ソフトスタイ ピンク 046255

離乳食を始めるとわかりますが、赤ちゃんは、絶対に食べこぼします(^-^; そのため、エプロンは必須アイテムといえます。最近は、キュートなデザインで注目されているスウェーデン産のベビービヨルンが人気です。

お色もバリエーションがあり、好きな色が選べます。

 

  • [製造国] スウェーデン
  • 保証期間はご購入日から1年間
  • 保証書なし ※amazon.co.jpの納品書を保管してください。

 

 

ピジョン 食べるnoおうえん はじめてのフィーディングスプーン

赤ちゃんに離乳食を与える際に、金属スプーンであげてもよいのですが、赤ちゃんによっては、金属を嫌う子もいます。このスプーンは、柔らかいスチレン・ブタジエン共重合樹脂でできており、赤ちゃんへストレスと与えません。

また、スプーン入れすぎ防止ストッパーがついているので、スプーンを誤って入れすぎてしまう心配がありません。そういった意味でも、こういった専用スプーンを使ってみるのもいいと思います。

  • [素材] 柄:ポリプロピレン 先端部:スチレン・ブタジエン共重合樹脂
  • [対象] 5ヶ月 ~

 

 

まとめ

子どもが成長していく過程では、個人差が大きいです。よその子は出来たのにと比較する気持ちは捨てて、自分たち親子のペースで楽しみながら進めて行ってくださいね!

離乳食を出してしまっても、それも思い出の1つです♡我が家でも出してしまった瞬間や、上手く食べられた瞬間を写真にして思い出の1つにしています。なかなか離乳食が進められなくても、それも思い出の1つとして子どもが成長した時に笑って話してあげられる1つのネタとして、楽しみながら進めてくださいね!(^^)!