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離乳食完了期!「12ヶ月~18ヶ月」離乳食の進め方

      2016/11/23

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この記事では、離乳食の完了期にあたる12ヶ月~18ヶ月についてまとめています。12ヶ月からの離乳食の進め方を始め、12ヶ月以降の母乳・ミルクについてや離乳食の完了とはどういった状態のことを言うのかなど、具体的にまとめていますので参考にしてみてください。

 

 

 

 

離乳食12ヶ月からの進め方

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離乳食の回数と時間

離乳食後期の9~11ヶ月と同じく、1日3食を与えましょう。1日3食の食事に加え、おやつの時間を利用して足りない栄養を補ってあげることも良いことです。おやつについては下部でまとめていますので、参考にしてみてください。

 

離乳食を与える時間は大人と同じ時間帯にしましょう。一緒に食事をし、食事の楽しさをこの時期からしっかりと教えてあげましょう。夜ご飯は20時以降にならないようにしましょう。理想は18時~19時です。遅くなると寝るのも遅くなるので夜更かしになり、生活リズムも崩れてしまいます。

 

離乳食の固さ

これまでは「歯ぐきでつぶせる固さ」でしたが、お子さんの食べ進み具合をみて、この時期から徐々に「歯ぐきで噛むことのできる固さ」にしましょう。目安は肉団子のような固さです。

 

母乳・ミルク

1歳を過ぎると離乳食から多くの栄養分を摂取するので、母乳やミルクは栄養面から見ると必要なくなってきます。ですが急に止めずに、徐々に量を減らしていくようにしましょう。離乳食をきちんと食べられているようであれば、昼間の授乳を止めて夜だけにするのも卒乳への準備として良いでしょう。

 

 


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12ヶ月から使える食材

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穀類

・中華麺

・蒸しパン

 

野菜・果物

ほぼ全ての野菜・果物が食べられます。

 

たんぱく質

・カニ

・エビ

・あさり

・ホタテ

・油揚げ

・厚揚げ

・ハム

・牛乳

この時期は赤ちゃんの噛む力を育てる時期ですので、食材を調理する際は潰しすぎないように注意して与えましょう。食材の形を残すことで噛む力を育てます。

 

その他

・はちみつ

乳児ボツリヌス症

はちみつは自然の食材であるため、乳児ボツリヌス症を発症するボツリヌス菌を含んでいる場合があり、加熱しても死滅出来ません。1歳未満は腸がまだ未熟な為、食べてしまうと感染の恐れがあります。はちみつは1歳以降に与えましょう。

 

12ヶ月~18ヶ月の離乳食の味付け

12ヶ月~18ヶ月のこの時期もまだ赤ちゃんは薄味です。以下の調味料なども取り入れて、赤ちゃんが飽きないように味の工夫をしましょう。

12ヶ月以降 離乳食のおすすめ調味料

・きなこ

・黒、白ゴマ

・カレー粉(ごく少量)

・青のり

・かつお節

・海苔

・粉チーズ

・マヨネーズ

 

 

 

 

離乳食 12ヶ月からの目安量

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12ヶ月~18ヶ月に与える離乳食の目安量です。あくまでも目安ですので、お子さんの食べ具合に応じて徐々に量を増やしましょう。

1食分の目安量

ご飯 軟飯90g 慣れれば⇒ご飯80g
野菜・果物 40~50g
以下はいずれか1種類
15~20g
15~20g
豆腐 50~55g
全卵1/2~2/3個
乳製品 100cc

※魚や豆腐など組み合わせて使用したい場合は、グラム数を半量ずつにして使用することで同時に与えることが出来ます。バランスの良い食事を目指しましょう。

 

標準体重を超えている子は減量?

食が細くなかなか食べてくれなくて痩せ型の子、食欲旺盛で標準体重を超えている子、赤ちゃんの成長具合は様々です。体重が標準を超えている場合、将来の肥満を心配してこの時期から食事量を減量するママもいます。しかし、赤ちゃんにダイエットは不要です!まずは食生活を見直してみましょう。

・おやつなどで甘いものばかり与えていませんか?

・バナナなどの糖分の多い果物を与えすぎていませんか?

・子供用のジュースなどを頻繁に与えていませんか?

・ミルクや牛乳を与えすぎていませんか?

上記は体重が増える原因ですので、当てはまる場合は改善しましょう。2歳以降には、歩くのも上達して沢山体を動かすようになるので自然と体も引き締まってきます。そのため、この時期にママの判断で食事量を減らす必要はありません。食事量が減ると、その分必要な栄養素を取り入れられなくなるので、栄養不足になってしまう6こともあります。どうしても気になる場合は、かかりつけの小児科の医師に相談してみましょう。

 

食欲にムラがあって食べないことも

食欲にムラがあって食べてくれないことがある、と悩むママは多くいます。ですが、元気が良ければ深く悩む必要もありません。赤ちゃんは食事中でも色々なことに興味がいくので、食事環境によっても食欲にムラが出ます。食事中にママが立ち上がってその場を離れたり、テレビをつけながら食事をしていたり、ママが携帯を操作していたりと、ちょっとしたことでも赤ちゃんの興味は食事から逸れてしまいます。赤ちゃんがしっかりと食事に集中できる環境をまずは作ってあげましょう。

 

 

 

 

一口分の量を覚える時期

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早い子ではこの時期に前歯が生えそろい、奥歯も生えてきます。前歯で一口分の量を噛み取ることも出来るようになって行きます。これまではパンやおにぎりを渡すと一度に口に入れてしまうことも多かった赤ちゃんですが、手づかみ食べやスプーンでの食事を繰り返すことで、徐々に自分の口に入る量も学んでいきます。そのため、手づかみ食べやスプーンでの食事を積極的にやらせてあげることが大切です。いずれも、しっかりとママが様子を確認してあげましょう。

 

スプーンやフォークが苦手な場合は?

12ヶ月に入ったからといっても、まだまだ手づかみ食べでも十分です。スプーンやフォークを渡しても食べずに投げたりして遊ぶ割合の方が多い場合は、もう少し手づかみ食べで食べる練習をさせてあげましょう。出来る場合は、ママが食材をすくい取って手渡してあげたり、ママが口まで一緒に手を添えて食べさせてあげても良いです。出来たら「上手だね」など、しっかりと褒めてあげましょう。赤ちゃんも嬉しくなり、上達に繋がります。

 

 

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12ヶ月からのおやつ

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この時期はバランスの良い食事を目指し、栄養の大部分を母乳やミルク以外の食物から摂取する大切な時期です。しかし1度の食事だけではなかなか理想の量を食べることが出来ない子もいます。そうした場合は、おやつの時間を利用して足りない栄養分を補いましょう。

 

おやつは炭水化物を与えましょう

おやつと聞くと、市販の菓子類をイメージしてしまいますが、この時期の赤ちゃんのおやつは「足りない栄養分を補う食事」と考えましょう。そのため、炭水化物をメインに与えることをおすすめします。理想のおやつは以下の物です。

・おにぎり

・果物

・パン

・ふかしいも

・麺類

・シリアル

これらに合わせて牛乳を添えてカルシウムを意識することも良いことです。おやつの食べ過ぎで基本の3食が食べられなくなっては意味がありません。基本の3食に影響が出ない量を与えましょう。おやつの回数はお子さんの食べ具合によって異なりますが、1日1~2回を目安に与えると良いでしょう。

 

おやつの目安量

おにぎり 40g
食パン 8枚切り1/3枚
果物、野菜 30g
牛乳 50~80ml

上記の牛乳はおやつに与える際の目安量です。1日の牛乳の目安量は200~300mlです。

 

 

 

むし歯を予防しよう

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歯が生えるということは、同時にむし歯になる可能性も出てくるということです。早い段階から、しっかりとむし歯を予防してあげましょう。食事の後は歯磨きをすることを習慣にしましょう。また、食事の後は「お茶か人肌程度の白湯を飲ませる」と口の中に残っている食べ物を洗い流してくれるので、口内を綺麗に保つことが出来ます。

 

夜間の母乳、ミルクも虫歯の原因?!

母乳やミルクも虫歯の原因の1つとされています。日中は手軽に歯磨きも出来ますが、夜間はなかなか歯磨きがし辛いですね。そうした場合は、母乳やミルクの後に歯の汚れをガーゼで軽く拭き取ってあげると良いでしょう。むし歯の確率がぐっと減ります。

 

 

 

離乳食の完了とは?

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「離乳食の完了」 は、生後12ヶ月~18ヶ月であり、以下の条件に当てはまる場合です。

・形のある物を噛み潰すことが出来る

・母乳、ミルク以外の食物から必要な栄養素の大部分が摂取出来ている

 

育児用ミルクはいつまで与えるの?

育児用のミルクを与える目安は、1歳の誕生日頃までとされています。これは目安ですので、その子の離乳食の進み具合によって少しずつ量を減らしていくと良いです。その際、母乳やミルクを牛乳に変えて与えると良いでしょう。牛乳の与える目安量は、1日200~300mlが理想です。哺乳瓶ではなく、コップやストローで与えるようにしましょう。

母乳やミルクを飲み続けていても、上記の離乳食完了の条件に当てはまっていれば、離乳食の完了です。

 

 

 

 

まとめ

今回の記事までで離乳食の完了までを取り上げてまとめました。離乳食の進め方には個人差が大きいので、離乳食の情報は参考程度に捉えるようにしてくださいね。

 

我が家も1歳を迎えましたが、体重は標準よりもぐっと少ないです(^_^;)ですが毎日すごく元気で、食欲旺盛な日が多いです(たま~に食べてくれない時もありますが・・・)。つい同い年の子と比べがちですが、うちはうちの子と割り切って深く考えないようにしてくださいね。でもどうしても気になることもありますよね!そんな場合は迷わずかかりつけの小児科の先生に相談して下さい。的確にアドバイスして下さいますし、何よりその後のママの気持ちも楽になりますよ♡